アルゴリズムに情報を伝えるmetaタグが存在します。
ロボット型の検索エンジンでは、ウェブロボットが回収したデータを元に検索を行いますが、ロボットもプロ グラムであるため、metaタグで情報を渡すことが可能です。 その際よく利用されるのが、 keywordsおよび descriptionという名前を持つmetaタグ情報です。
keywordsでページのキーワードを指定する場合を考えてみましょう。keywords はその名の通り、ページの内容に関係するキーワー ドを指定するものです。キーワードは複数記述することができ、その場合はカンマで与区切ります。例えば、次のように記述します。
こうすることで検索エンジンは、このページに関連するキーワードが 「登山 写真」であることを知ることができるわけです。「多くのキ ーワー ドを埋め込めば、それだけ様々な単語で自分のサイトが検索に引っかかるようになるのではないか」と思うかもしれません。実際、かつてはそういったことも可能で、そのため無関係なキーワード をたくさん記述するサイトが増えていました。結果として、metaタグを重要視していた検索エンジンの検索結果に、検索単語とは関係のないサイトがたくさん混じってしまうという状況になりました。
そのため現在では、サイトと無関係の単語をキーワ ード にしていた場合、検索エンジン側で「間違った情報を提供するずるいサイト」というレッテルを貼られてしまい、SEOペナルティーを受ける場合があります。 したがって、自分のサイ トと 無関係のキーワードを埋め込むことは、やめた方が無難です。